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友だちの恋人

 部屋の片付けをしていた。収納におさまらない段ボールがいくつかあり、部屋の隅にそのまま置くしかなさそうだ。その姿はあまりにもサマにならないので、段ボールの表面にポスターを貼ることに決めた。するとそのとき、友だちの彼女がなぜか僕の部屋に上がり込んできて……。

 ということはなくて、僕は押入れの奥から『友だちの恋人』という映画のポスターを発見したのだ。フランソワ・トリュフォー、ジャン=リュック・ゴダールらと、フランス映画界に新しい波“ヌーヴェル・ヴァーグ”を起こしたエリック・ロメール監督の作品だ。特に好きな映画というわけではないが、色彩がやわらかく美しい。ただ登場する女性はのべつまくなし、しゃべりまくる。その表現に当時は圧倒されたおぼえがある。映画という虚構の中で、たわいもない日常を切りとったような映画なのだ。部屋の入口からよく見える位置に、この映画のポスターを貼った。

 陰に隠れて見えにくい側面には何を貼ろうか? そこで思いついたのが、このエリック・ロメール監督のデビュー作品『獅子座』。これがどうしようもなく退屈な映画で。このポスターを買った当時の自分に、その理由を聞いてみたいくらいだ。ま〜でも、このポスターにとってはふさわしい出番ではないかと。あまりにも違いすぎる2枚のポスター。しかしこれらはリアリズムを描いているのだ。
あらいさとる * 映画 * 23:32 * comments(0) * trackbacks(0)

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